トップページ > ギャラリー > 千葉県産オオクワガタの飼育記録 > 千葉県富津市産オオクワガタ ■ 千葉県のオオクワガタ産地の中でも富津市産は激レアかと思います。 この幻とも言える産地のオオクワガタの累代がいるとの情報を得た私たちは、2008年2月八千代市にある 昆虫ショップ、ムシムシワールドへ向いました。採集した店長さんのお話によると、5〜6年前?の冬期 にペアで越冬していた固体を倒木より運良くゲットされたとのことでした。 富津市産。本当に天然ものの固体なのか?あるいは放虫なのか?その真意はわかりません。 南房総におけるオオクワ産地で比較的知名度があると思えるのは「いすみ市」です。 南房総の山は低山ですが、その裾野は四方八方に広がる懐の深い山々が連なっていますので隣接する 富津市にオオクワが生息していても不思議ではないかも知れません。 そんな激レアな富津市産ですが、残念なことに純血の累代は途中で途絶えてしまったそうで、私たちが 訪問した時には、印旛郡産との交配により「富津・印旛産」として♂のみが生き残っていました。 私たちはこの♂を買受けると同時に、これ以上他産地の血が混ざらないように純血の印旛産♀も買受け 交配させることにしました。 そんな千葉県富津市産の血を引き継ぐオオクワガタの血統を私達は「天羽ドルクス」と呼称しています♪ (ムシムシワールドさんで撮影した富津市産F2固体の標本)
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