ヒラタクワガタ採集と幼虫飼育を楽しむ千葉県のクワガタクラブ。天羽ドルクス

--- Zenの本土ヒラタ編 ---


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♂47mm H21.06.20樹液採集 ♀30mm H21.07.24樹液採集

千葉県内房産の天然ヒラタクワガタです。

昨年、同じポイントで樹液採集した♂47mmと♀30mmを繁殖の為にペアリングしました。
オスは羽の部分に赤味の色がある固体で、捕まえた当日にその色の違いに気づくほどでした。当初は羽化してまだ時間が経過していない個体なのかと思っていましたが、その後に冬眠越冬して一年経ってもその赤味が薄れることはなく今秋、寿命で☆になるまでその色は残っていました。たとえ部分的であっても赤味がかった色のヒラタは珍しいです。はたして、仔どもへ赤味色は遺伝するのか?興味を抱きながらの幼虫飼育となりました。

今年は幼虫のエサとなる材について菌床を止め、全て発酵マットでの飼育にしてみます!

飼育のテーマは、ゆとり教育ならぬ・・・「ゆとり飼育」w 

大きめの幼虫には1400ccの容器を奢りその中で伸び伸びと育ってもらいます^^
これによりマットの交換回数軽減も図り幼虫のストレスフリーも同時に狙いますw
そして、
願わくば昨年の菌糸飼育最大サイズ(♂61mm)を越えて欲しいなぁ!

 

 

ヒラタクワガタ割出しまでのスケジュール

・ H22.04.11:産卵木セットへ♂♀投入
・ H22.05.05:♂どかす
・ H22.06.06:♀どかす
・ H22.07.04:割出し

今回の割出しではメスが全部で15頭の仔どもを
産卵してくれていました。
飼育方法は今年も常温でがんばりマス。

【産卵木セットの方法】
・昆虫ケース(中サイズ)
・産卵木1本(大きめ)
・発酵マットをケース底に5センチ程度硬く詰め
その上に、産卵木を置いて周りをくぬぎ太君など
の成虫管理マットで覆っています。
産卵木は、一日水に浸したのち十分陰干しして水
を切ってから使います。
発酵マットを使用すればヒラタのメスはは材だけ
でなくマットにも産卵してくれます。


管理No 1回目交換 2回目交換 3回目交換 4回目交換 蛹化日 羽化日 成虫サイズ
No.22-002 22/08/13
9g
09/26
11g
03/20
12g
/ 23.05.25 23.06.21 ♂ 58mm 
No.22-003 22/08/13
4g
10/16
12g
03/20
13g
/ 23.06.14 23.07.07 ♂ 57mm 
No.22-006 22/08/13
10g
11/07
15g
03/20
14g
/ 23.05.05 23.06.05 ♂60mmヒラタクワガタ♂60mm
No.22-007 22/08/13
10g
09/26
13g
03/20
12g
/ 23.05.20 23.06.19 ♂ 58mm 
No.22-011 22/08/13
7g
11/08
10g
03/20
11g
/ 23.05.14 23.06.12 ♂ 56mm 
No.22-012 22/08/13
7g
11/08
11g
03/20
9g
/ 23.05.05 23.06.04 ♂ 54mm 
  ■H23.07.20記
   今年23年に羽化した固体で最大のサイズは60mmとなりました。
   ギリギリ6cm台に乗ってくれた固体は1頭だけ。。少し残念な結果に終わりました。
   昨年は菌糸ビン飼育で最大61mm。
   今年はマット飼育で最大60mm。
   種親が違うため一概には言えませんが・・・
   考え方によっては、マット飼育も「良い」と言えるかも知れませんね。

   ♂65mm作出の道はまだまだ険しいなぁ^^;

  ■H23.07.24記
   クワ友の繋がりで凄い大物情報が飛び込んできました。
   関東のヒラタクワガタは、西日本と違い大型にはならないと言われています。
   ここ千葉県でも同様に天然♂60mmを超える固体はめったにお目にかかれないと思います。
   そんな中、死骸ではありますが65mmの固体が見つかったようです。
   まさに幻のヒラタと言ってよい驚愕のサイズです。

   情報提供者の方から許可を貰えるようでしたら、追って写真をUPしたいと思います。

music.jp


     【 我が家の室温の変化 】

  ◇ H23.07.01  21:00の室温 30℃(6月最後の週から既に真夏日となってます)
  ◇ H23.05.14  21:00の室温 23℃(5月なり幼虫たちも蛹になる固体が出てきましたね)
  ◇ H23.05.01  21:00の室温 22℃
  ◇ H23.04.01  21:00の室温 18℃(暖かい。幼虫もビンの中でガリガリ音を立て活性UPしてます)
  ◇ H23.03.15  21:00の室温 15℃
  ◇ H23.02.14  21:00の室温  −℃(今冬の初雪。夜からいきなりボタ雪舞う!)
  ◇ H23.02.13   9:00の室温  6℃(2/11,12と大雪の予報はハズレ。舞う程度しか雪降らず)
  ◇ H23.02.01  21:00の室温  9℃
  ◇ H23.01.31   8:00の室温  4.5℃(今冬、一番冷えた朝でした(><)
  ◇ H23.01.15  21:00の室温  8℃
  ◇ H23.01.01  21:00の室温 12℃
  ◇ H22.12.15  21:00の室温 15℃
  ◇ H22.12.01  21:00の室温 16℃
  ◇ H22.11.16  21:00の室温 15℃(強い冷え込み)
  ◇ H22.11.15  21:00の室温 17℃
  ◇ H22.11.01  21:00の室温 20℃
  ◇ H22.10.18  21:00の室温 22℃
  ◇ H22.10.03  21:00の室温 24℃(晴れ、このぐらいの気温が過ごしやすくていいですね!)
  ◇ H22.09.30  21:00の室温 22℃(雨、肌寒く感じます)
  ◇ H22.09.24  21:00の室温 21℃(秋雨前線が南下して冷たい空気が入り込み、全国的な暑さ収まる)
  ◇ H22.09.22  21:00の室温 −−℃(千葉県茂原市36.7度=真夏日71日で観測開始以来、最多記録更新)
  ◇ H22.09.15  21:00の室温 26℃
  ◇ H22.09.10  21:00の室温 29℃(前日の肌寒さは何処へやら・・・暑い)
  ◇ H22.09.09  21:00の室温 26℃
  ◇ H22.09.05  21:00の室温 31℃(この日、京都で今夏最高39.9度=記録的猛暑続く。のニュースが)
  ◇ H22.08.30  21:00の室温 32℃(8月末だというのにこの室温・・・酷暑です(><)
  ◇ H22.08.17  21:00の室温 33℃(猛暑。本日の最高気温は、東京都練馬区で38.2度)
  ◇ H22.08.15  21:00の室温 31℃
  ◇ H22.07.23  21:00の室温 32℃
  ◇ H22.06.19  21:00の室温 26℃(関東は、6/14に梅雨入りしました)
  ◇ H22.05.19  21:00の室温 20℃
  ◇ H22.05.09  21:00の室温 23℃(GW中は連日晴れ!概ねこれぐらいの室温で推移していました)
  ◇ H22.04.23  21:00の室温 13℃
  ◇ H22.04.19  21:00の室温 19℃(寒暖差がありすぎ(><)
  ◇ H22.04.17  10:00の室温  7℃(17日未明にかけて雪が降った模様、朝起きると庭の隅に雪が!!)
                      ※東京では41年ぶりに最も遅い降雪日の記録に並んだそうでつ。
  ◇ H22.04.16  21:00の室温  8℃(真冬の寒さです(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル)
  ◇ H22.04.05  21:00の室温 13℃
  ◇ H22.04.01  21:00の室温 19℃
  

ヒラタクワガタの繁殖にチャレンジしてみませんか?過去の飼育記録もよろしければご覧下さい。

 羽化までの幼虫飼育(千葉県産2011)  羽化までの幼虫飼育(千葉県産2008)
     〃    (千葉県産2009)      〃    (岐阜県産2007)

   

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■Photo:Zen ■H22.08月 樹液採集した千葉県産ヒラタクワガタの極小♂27mm

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